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メール・マガジン
「FNサービス 問題解決おたすけマン」
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★第122号 ’02−01−25★
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デジカメぐるい
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●酒タバコやらず、
ゴルフせず、グルメ無関心、競馬・麻雀・賭け事すべて嫌い、、 なら、
ずいぶん残るだろう、と言われ続けて来た私ですが、どうぞご心配なく。
入っただけはちゃんと出て行くのです、と答える。
尤も今や隠居で稼ぎなし、年金細々の身が大した買い物するわけありま
せんが、どうも未だに子供っ気が抜けず(と私は思わないが、カミさん
は嗤う)、オモチャに誘惑されがちです。 ともかくそれに負けて年末、
またもやデジカメ1台、衝動買いしてしまいました。
*
言い訳させてもらうと、今回はカメラ本来の<撮影>よりも<謎解き>
あるいは<知識水準の維持向上>が目的の買い物。 そう言えば後者は、
私初めてのデジカメ、オリンパスC−1000Lの時も最重要の
WANT。
ご近所のS氏が、メールに画像を添付したい、(が、あまり色々出来る
人ではないので)それをデジカメで、と言い出した。 その時私は未だ
デジカメ体験ゼロ、実用的知識皆無でした。 しかし師匠たる者、口が
裂けても知らないとは言えない、いや、言いたくない。 で、
ヨドバシへ出かけたら有り難や、型落ち1000Lが接続キット付きで
398。 新技術の知識を得、流行にやや追い付き、師匠の権威を維持
するための投資としては高くない。 迷わず購入して、以来デジカメ派。
銀塩時代の最終はオリンパスL−3。 ズーミングやフォーカシングの
速さ、的確さは抜群。 かつてライカフレックスも使った私が保証する
最高のカメラ、ではあるが今はその<感触>を楽しむためだけの道具に、、
尤も85万画素では不足。 1400L、折しものXLをとばして一挙
2500Lへ、は当然の成り行きでしたが、何故かこのキカイは私好み
の画を生まず、それが僅かな色味の違いのせいと悟ったのは何と1年後、
E−10との比較においてでした。 カラーバランスで直しゃ良いんだ、
と気付くのに手間取ったのは遺憾でしたが、そう分かればもうE−10
まで行く気も必要も無い。 むしろ2500Lのコンパクトさがコタエ
ラレナイ。 機能も十分以上、当初の投資目的は果たした、、
のに、また女房の軽蔑を買うようなことをする、とは
rational でない。衝動買いなんて! おお、私としたことが、、
* *
実は年末のメルマガ休みにネットを覗いていたところ、「、、値下がり
している。 2100UZがあるいは398まで行くかも、、」という
書き込みに遭遇したのです。 えっ、そんなに? ホントかね?
つい先頃
C−21T.commu が175まで投げ売りされたくらいだから、、 うん、あるかも知れない。
だがその時点では未だ55、その後も動きは緩慢。 そうこうしている
うちに、兄弟機E−100RSの方が足早に降りて5に近くなり、在庫
数も多くはない模様。 さあて、どうしたものか? と迷ったのは
100RS、発売当初から合点の行かないキカイだったから。 4メガ
時代到来、という時に敢えて150万画素。 しかも同時発表211万
の2100UZより高い16万円。 どうして? 動画や連写には無縁
の私には、単なる謎、でした。 「これが10万を切ったら
爆発的に売れるだろう」とも書かれたくらい、性能は魅力十分らしいが、
そのせいかネット価格は下がること無く、未だに10万以上が見られる。
値付けは店の自由、ではあろうがその半分、、 今度は<5>が不思議。
私の製造業経験で言えば、正価の30%は工場原価。 そんな恥を長く
晒させてはおいてはいけません。 我がオリンパスのため、オレも1台
引き受けにゃ、、 とか何とか、変な理屈が湧き出て来ます。
思い起こせば2500Lの時も、タイミングを計って見切り、7万台の
末で入手したが、直後なぜか忽然、市場から完全に姿を消してしまった。
まさか100RSも、、? エーイこの際、、 女房よ、嗤わば嗤え。
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●初期不良本体交換は
3日以内、という店で買ったから忙しい。 家電品よりPCの方が確認
作業の難度が高いのは当然ですが、デジカメはさらにPCを上回る、と
私は思う。 ソフト込みのハード、使い方が絡むので、善し悪しの判断
が単純には下せない。 まして特別に機能豊かな100RSでは、、
変な現象、、 と見えて、それがハードの不具合か、使い方の不適切か、
そもそもそういうものなのか、容易には言えない。 で、説明書に目を
走らせるが、知りたいことに限って記述が見つからない。
やむなくサポートに電話、、 しても、すぐにはつながらない。 なら、
とショウ・ルームへ一走りしたが、その施設の意義からしてやむを得ず、
そこの誰もが100RSを熟知しているわけでないことに漸く気付く。
しかし幸い?<詳しい人>に会え、ナルホドそうなのか、トラブルじゃ
なかったんだ、と了解。 設計上の制約か、基準の立て方か、ちょっと
したことなのだろうが、シロートは首を傾げるものなのです。 それを
販売店へ持ち込めば、店頭の忙しさもあろう、販売員の知識も十分では
ないかも知れない、顧客第一、メーカーへ戻せば済む?ことでもあろう、、
で、交換に応じるだろう、ということは十分あり得る。
以前知人に頼まれ、C−21を見立ててあげたは良いが、充電した
ばかりの電池を入れても不足警告が点滅するという。 一式持参で
店に訴えたら、アッサリ交換。 しかし程度の差あれど、替えた方
にも同現象発生。 警告無視・予備必携、の適応策で対処、とした。
後で聞けばこれは、どうやらこの機種のクセらしい、、とは説明書
にも書いてないし、店も知らない。 心ならずも1台<出戻り>に
した前科を悔いているので、今回はその轍を踏みたくなかったわけ。
ハイテク機能商品のシロート向け販売に付随するリスク、でしょうな。
*
年明け早々、新聞やネットに「オリンパス映像事業再編成」と出たのも、
そうしたことの累積のせいか? 「デジカメ事業は今期大幅赤字」とは
長年のファン▼として心が痛む。 そのくせ赤字の原因は在庫増加など、
と読んで、じゃ2100UZの398もあり得るな、と期待?したり、、
▼往年のオリンパス・ワイド以降、ペン各種、ペンF、FTのほか、
息子はOM1、2。 <ズイコー>ファンだった、と言うべきか。
ともかく、初めから<型落ち族>だったわけではありません。
まあ、いっときのワープロ、その後のPC、あまりに新発売が重なると、
<次>を待とう、いや、型落ちを狙おう、、 つい手が出渋るものです。
その点、サーモスタット屋はプロ相手の受注生産。 根が安全志向の私
ですから、作り過ぎや売り損ない、するわけありませんでした。
* *
結局<3日>では調べ尽くすに至り得ず、メーカー1年保証に依存する
のみ。 これほど<やってみて初めて分かる、書かれていない>ことが
多くては仕方ない。 (撮影性能無関係)疑似シャッター音もその一つ。
フィルム巻き上げ音を伴う大げさなやつに設定したのが、何故か連写時、
それが聞こえない、、 不具合? で、調べたが、説明書にもサイトの
Q&Aにもヒント無し。 電話すると、現象が現象、即答不能。 後刻
回答あり。 連写速度毎秒7.5コマ以上なら音は出るが、5以下では
出ない、と。 へえ! そういう仕様だったんですか?
たまたま私が<5>としたので経験した現象でしたが、<高速設定では
追従できず音が消える>のならともかく、その逆とはいかがなものか?
* * *
また、ある項目の設定を変えても、1回シャッターを切ると何故か古い
設定に戻ってしまう。 で、質問したら、これは私のミス。 設定画面
を消すのに(OKボタンでなく)十字ボタンを使っていた。 それでも
良いという項目もあったので、つい、、 の間違い。 説明書で、
その項目について「OKで」とされているのは事実。 <どちらでも>
ではない<OK>は太字にでもしておいてくれると良いんだがな、、
そのほか、サイトのQ&Aで用いられている述語が説明書のとは同じで
なかったり、それから、そうそう、電池の減り方が凄かったり。 私の
印象では、2500Lの3倍くらい。 アッという間に、の感。
思わず、そういうものですか? と訊き、モニタを見る時間が長いから
では? と言われて、 うーん、そうかも。 やたらモニタでチェック
したくなるんだよ、このキカイ。 早速適応対策、電池の予備を増やし、
練習は主にACで、と。
* * * *
私の場合、それは100RS最大の特長、<プリキャプチャー>の効果
を確かめるためでした。 シャッター以前の半押し状態で記録が始まる。
ファインダで見て、撮る気を起こし、指を動かす、、 の順序を踏んで、
よく撮り損なう。 それが、このキカイでは防げる、、 はず。
人物の表情をタイミング良く捉える練習として、私はTVを漫然と観る
のでなく、デジカメで写しながらとしているのですが、TV映像は切り
替わりが速く、なかなか難しい。 それがプリキャプチャーだと、、?
ところがこの機能、自然物を対象とする限り100%利くのだが、TV
画面では利いたり、利かなかったり。 それでつい、利かなかった時は
何故?と考え込み、利いた時は狙った表情がどう収まったか、調べる、、
それはすべて、モニタ上で、ですからね。 電池も食いますよ。
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●まあ、これだけでも結構な
アタマの体操でしたが、体操しすぎれば筋肉痛も起きる。 医者も休み
に入った29日、右前額部に鈍痛が定着。 偏頭痛? <変>頭痛?
幸いバファリンが効きましたが、一時はトクホンも貼ったくらい筋肉的
な痛みでもありました。 たちまちカミさんドクターからストップ命令。
そこへ息子たちの帰省もあって、テンヤワンヤするうちに失せたところ
を見ると、あの痛みの原因はやはり100RSだったか?! の感。
*
しかしながら、何を撮ろうか、と考えを巡らし、どう撮ろうかと工夫し、
が脳の活性化に大いに役立つ、と申します。 デジカメはそれ向きです。
せっかくなら良い画にしたいもの。 デジカメならその場で検討できる。
必要なら撮り直せば宜しい。 我が女房もデジカメ派転向以来の進歩の、
まあ著しいこと。 コーチが良かった(エヘン!)こともあるが、写真
の腕を上げたければデジカメ、<これは定説です>。
それにカラー。 見栄えを良くする作業は(アマチュアには)デジタル
暗室でしか出来ない。 デジカメを使えば初めからデジタル・データが
得られるが、フィルム・カメラだと余分な道具や手間が要る。 しかも、
ゴミや傷、時にはカビが付いて来る。 デジカメ・データならその心配
が無い。 大きな画で長時間、細かなスタンプ作業をせずに済むなんて
ほんとに感謝、感謝! 特に白内障、緑内障の年齢では、ね。
* *
てなことでE−100RSに狂って過ごした正月前後でしたが、さあて
このキカイ、どう生かしたものか? こりゃ新しい課題だな、、
ほら、もう<活性化>が始まりましたよ。 そう、まず、嗤ってくれた
カミさんの連写スナップとでも行くか。 今度は<笑>わせてやるぞ、、
■竹島元一■
■今週の
<私の写真集から>は、 ★ある日曜の朝★
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